サラ金が溜め込んだ過払い金は10億円以上 [金融業者]

サラ金が溜め込んだ過払い金は10億円以上もあるらしい。

平成20年の「週間ポスト」の記事に、サラ金大手4社が来年度(平成21年度)に計上する過払い金返還引当金は約1兆円程度になると発表されていた。

企業会計上、将来発生する可能性が高く、見積もり可能な費用については、引当金として負債勘定にすることが求められている。

たとえば1年以内に返済すべき借金があれば、それは流動負債として、次年度以降返済すべき借金があれば、バランスシート(資産と負債の項目別対照表)の負債欄に計上される。今後過払い金を払うことがある程度確実だということになれば、1年以内に返還が予測される金額を流動負債として、次年度以降返還が予想される金額を固定負債としてバランスシートに載せるよう求められることになる。尚、会計上引当金に計上される金額は前年度の5倍以上を計上するように求められているそうです。

21年の引当金は下記の通りです。

武富士  貸金残9959億円   引当金4638億円
アコム  貸金残1兆3532億円 引当金3016億円
プロミス 貸金残1兆6101億円 引当金2459億円
アイフル 貸金残1兆4062億円 引当金1319億円

この記事によると上記引当金により、既に21年の利益は確保できていると記載されていた。

にも拘らず、なぜ22年度にアイフルが営業不振でADRで、武富士が会社更生とは意味不明です。

実際には10兆円以上の過払い金が存在しているそうです。こんなことではもう返ってってきません。


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